「アルカリ性ダイエット」ってどんなダイエット?
ハリウッドでは美容マニアだけでなく、健康マニアもハマっているという「アルカリ性ダイエット」。確かに人間の体はアルカリ性なので、そういった意味では健康に良さそうではありますが、ダイエットというのはあまり想像がつかないですよね。
人はストレスや酸性を作り出す食事を摂ることで、酸性に近くなってしまい、体が酸性になるとガンや骨粗しょう症になってしまうともいわれています。食事のほとんどをカラダの中でアルカリ性になるものにすることで、腎臓・肝臓の負担を軽減し、腸の働きを活性化して血流をよくすることでデトックス効果・体重減少がみられ、痩せやすい体質にするというダイエット方法が「アルカリ性ダイエット」です。このダイエット方法でなんと10キロの減量に成功した人もいるんだそうです。
「アルカリ性ダイエット」の健康効果は?
アルカリ性ダイエットにおける健康効果は、頭痛や心臓病、不眠症の予防をする効果が期待でき、10日間実践するだけでも健康的効果が分かるそうです。
理想のアルカリ性:酸性の食品比率は「7:3」
食事のほとんどをアルカリ性のものにといいましたが、酸性のものも少しは必要です。理想のアルカリ性:酸性の食品比率は「7:3」です。
アルカリ性食品と酸性食品の分類は、食品そのものではなく食品に含まれる"ミネラル"が酸性かアルカリ性かで判断しています。主に『酸性』を示すミネラルは、塩素、リン、硫黄などで、『アルカリ性』を示すミネラルは、 ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどです。
アルカリ性ダイエットの基本としては野菜中心の食事になり、アルカリ性ダイエット実践中はアルコール類・紅茶・コーヒー・甘味飲料・糖分(飲料含む)などは摂らないように心掛けます。
アルカリ性と呼ばれる食品
- フルーツ(リンゴ、アボカド、グレープフルーツ、レモン、オレンジなど)
- でんぷん質を含まない野菜(アスパラガス、玉ねぎ、カボチャ、ニンジン、ブロッコリー、ケール、レタスなど)
- 海藻類(わかめ、ひじき、もずくなど)
- きのこ類(しいたけ、まいたけ、えのきだけなど)
- 大豆製品(豆腐、納豆、豆乳など)
- アーモンド
- ココナッツ
- オリーブオイル
- ミネラルウォーター
- ハーブティー など
酸性と呼ばれる食品
- 白米
- パスタ
- ポテト
- 乳製品(牛乳、バター、チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム)
- 肉(牛肉、豚肉、羊肉、鶏肉)
- 魚
- 卵
- 貝類
- 紅茶、コーヒー
- 甘味飲料
- 炭酸飲料
- アルコール など
酸性食品がゼロになるとたんぱく質が不足しがちになり、たんぱく質が不足すると肝臓が正常に機能しなくなります。必ず「7:3」の比率を守って行って下さい。