ダイエットを試みた事のある人は誰もが「ラクして痩せられたら…」「何もしないで痩せられたら…」と1度は思ったことがあるのではないでしょうか?
そうは思ってもそんな事は「ありえない話」現実には食事制限をしたり、運動をしたりしなければ痩せられない!!
・・・ところがナント!米マサチューセッツ工科大学の研究により、何もしなくても痩せられる「痩せスイッチ遺伝子」なるものが発見されました!!
痩せスイッチ遺伝子って?
なんでもこの研究チームによると、運動などをしなくても代謝のスピードを上げ、余分な脂肪を燃焼させるカロリーの取り込みと消費のバランスを切り替える脂肪細胞内部の「スイッチ」となる遺伝子を見つけたそうです。
マウスによる実験では遺伝子工学の技術を使って遺伝子スイッチを切り替えて「代謝アップモード」にしたマウスでは、普段と同じように食べ、普段と同じように運動していただけにもかかわらず、大幅な体重減少をしたそうです。また、このスイッチを元に戻したところ、マウスの体重は元通りになったんだとか。
また、この「痩せスイッチ」が人間にも有効なのか?培養した人の脂肪細胞を使って遺伝子スイッチの切り替え実験を行ったところ、マウスでの結果と同じ効果が確認されたそうです。
現在存在している痩せ薬
現在存在しているいわゆる「痩せ薬」というのは、脳の食欲中枢に直接働いて食欲自体を抑えるというものが主流で、薬によって食べないようにさせる事によって結果的に痩せる仕組みとなっています。
しかし、必要な栄養素の吸収まで妨げてしまうなどという事もあり、あまり健康的なものとはいえません。
何もしないでラクして痩せられる時代が来る!?
この発見により、今後ダイエット要らずの「何もしなくても痩せられる薬」なんてものが出来る可能性もあります。
今回の「痩せスイッチ遺伝子」を用いた薬が開発されれば、今までとは違う全く新しい不必要な脂肪だけを燃焼させることのできる健康的なダイエット「痩せ薬」が誕生する事となるでしょう。
そうはいっても、やはり理想的に美しく痩せて維持するためには現在のような適度な運動やバランスの良い食事などを心がける必要はあります。しかし、それにしても新しいダイエット「痩せ薬」の誕生は待ち遠しいですね。